7.生後すぐから始められる!赤ちゃんの発達をグンと促す『タミータイム』とは?

4.子育て編(0歳~3歳)

はじめての育児。

小さな体で泣いたり笑ったりする赤ちゃんを前に、「この子のために、私にできることはなんだろう?」と考えたこと、ありませんか?

お世話に追われながらも、ふと湧いてくる“もっと赤ちゃんの成長を助けたい”という気持ち。

そんなママやパパに、ぜひ知っておいてほしいのが「タミータイム」です。

これは、特別な準備もいらず、今日からすぐに始められる赤ちゃんの発達を支える時間

生後すぐの今だからこそ、少しずつ積み重ねていくことで、大きな違いを生むケアのひとつなんです。

このページでは、

「タミータイムって何?」「どうやってやるの?」「何に気をつけたらいいの?」といった疑問をやさしく解説します。

ママやパパが無理なく、赤ちゃんと一緒に楽しめる方法をお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

タミータイムとは?

タミータイム(Tummy Time)とは、赤ちゃんをうつぶせの姿勢にして過ごす時間のこと。

まだ首すわり前の赤ちゃんにとっては、重たい頭を支えるのは一大チャレンジ。でもこの「うつぶせ姿勢」を少しずつ経験することで、首・肩・背中の筋肉が鍛えられ、体の発達がスムーズに進みます。

アメリカ小児科学会(AAP)なども推奨している、赤ちゃんの健やかな発達を支える大切な時間なんです。


タミータイムのメリットは?

タミータイムにはうれしい効果がたくさん!

  • 首すわりが早くなる頭を持ち上げる動作を繰り返すことで、首すわりがスムーズに。
  • 運動発達のサポートハイハイ、寝返り、つかまり立ちなど、将来の動きの基礎づくりに◎
  • 絶壁頭(向きぐせ)の予防にも長時間仰向けで寝ることで頭の形が偏ってしまうのを防げます。
  • 五感の刺激にもなるうつぶせで見る景色や、おもちゃへの興味が脳への良い刺激に!

ママやパパとアイコンタクトしながらやると、赤ちゃんもニコニコ♪

親子のふれあいタイムとしてもぴったりなんです。


タミータイムの始め方とコツ

「いつから始めていいの?」「どうやってやるの?」

そんな疑問にお答えします!

いつから始める?

基本的には生後すぐ(退院後)から少しずつOK

ただし、首がすわっていない時期は、1回数秒〜1分程度からスタート。無理は禁物です。

最初は1日に2〜3回、各1分ほどから始め、赤ちゃんが慣れてきたら少しずつ時間を延ばしていきましょう。
だんだん時間が伸びてきて、1日に合計30分できるようになったりします。 1回の時間は短くても、回数を増やしてタミータイムのチャンスをたくさんあげられるといいですね(この通りではなくていいですが、月齢×10分、を目安にするといいですよ)

どうやってやるの?

  1. 赤ちゃんがご機嫌なタイミング(授乳後すぐは避けて)を選ぶ
  2. プレイマットや布団など、やわらかすぎない安全な場所に赤ちゃんをうつぶせに
  3. ママ・パパは目線を合わせてニコニコ声かけ!

おもちゃや鏡を置いてあげると、興味を引きやすくなります。

 


タミータイムの注意点

安心・安全にタミータイムを行うために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 必ず大人がそばで見守る赤ちゃんが顔をうまく持ち上げられなかったり、うつぶせが苦しくなってもすぐ対応できるように。
  • 授乳直後はNG!うつぶせで吐き戻しのリスクがあるため、食後30分は避けましょう。
  • 泣いたら無理に続けない「いやだな」と感じてしまうと、赤ちゃんの中でマイナスイメージに。笑顔で楽しくやるのがポイントです。
  • 寝かせたままにしないことタミータイム中は「うつぶせ寝」ではありません。赤ちゃんがそのまま寝てしまったら、必ず仰向けに戻しましょう。

まとめ:焦らず、楽しく、毎日の習慣に

赤ちゃんにとっては、タミータイムも大きなチャレンジ。

でも、少しずつ続けることで、確実に発達を後押しできます。

「毎日じゃなくてもOK」「赤ちゃんのペースでOK」

ママ・パパの笑顔こそが、赤ちゃんにとって一番のごほうびです。

育児の合間に、ほんの1〜2分から。

タミータイムで、赤ちゃんの“できた!”を一緒に見つけていきましょう。

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