──気持ちを伝えるためのコミュニケーション、見直してみませんか?
赤ちゃんとの生活が始まって、毎日がめまぐるしく過ぎていく中、ふと気づくと「最近、夫婦でちゃんと話せてないかも」と感じること、ありませんか?
夜中の授乳に寝不足、泣きやまない赤ちゃん、家事の山……。
慣れない育児に追われる日々の中では、自分の気持ちを言葉にする余裕さえなくなるものです。
「言わなくても察してくれるはず」「これくらい分かってくれるよね」──そんな期待がすれ違いを生み、お互いに不満や孤独感がたまっていってしまう。
そして、いつの間にか小さなモヤモヤが、深い溝に変わっていることもあります。
特に、産後の夫婦関係ではコミュニケーションの意識的な積み重ねがとても大切です。
「今日はありがとう」「疲れてない?」「ちょっと手伝ってほしい」──たったそれだけの会話が、気持ちの余裕や信頼感を生み、夫婦で乗り越える力になります。
どんなに仲の良いふたりでも、子育てが始まると生活も気持ちも一変します。だからこそ、「何をどう伝えるか」「どう受け取ってもらえるか」を、改めて考えてみることが、これからの関係性を支える土台になります。
もしこれを読んでいるあなたが、
「最近、パートナーとすれ違ってばかり」
「頑張っているのに、わかってもらえない気がする」
と感じているなら、今がひとつのタイミングかもしれません。
ちなみに、これから出産を控えている方も、“モノの準備”だけでなく、夫婦のコミュニケーションについても少し意識しておくと、産後の戸惑いを減らす助けになるかもしれません。
そんな風に、育児に奮闘する方々に向けて、私自身が読んでとても参考になった一冊をご紹介します。
夫婦のすれ違いに悩んだら読みたい一冊
『愛を伝える5つの方法(著:ゲイリー・チャップマン)』
この本は、長年カップルのカウンセリングを行ってきた著者が、
「人にはそれぞれ“愛されていると感じる言語”がある」
という視点から、愛情の伝え方を5つのタイプに分けて解説している本です。
たとえば、
- 言葉での感謝や褒め言葉を求める人
- 一緒に過ごす時間を大事にする人
- 行動や手伝いで愛を感じる人など、人によって受け取りやすい“愛の伝え方”が違うという考え方に基づいています。
特に産後は、お互いが「自分なりのやり方で頑張っている」のに、それが伝わらず「わかってもらえない」と感じることが増えます。
この本は、そうしたすれ違いをなくすためのヒントが詰まっていて、夫婦関係の改善にとても役立つ一冊です。最後には愛の言語を探るための質問表があり、自分やパートナーの愛の言語が何なのか知ることができます。
実際に読んでみて──わたしの感想
私自身、この本を読んで「なるほど…!」と何度も頷きました。
特に印象的だったのは、「自分が想像していた愛の言語と違った」という点。
私は”時間を共にすること”が大事かと思っていたけど、それよりも“行動で示すこと”が欲しいタイプだったんです。心の奥底の欲求に気づかされた気がしました。
お互いが努力しているのに、それが伝わらなければ意味がないし、むしろ「どうして分かってくれないの?」とすれ違いが深まってしまう。
でも、相手の“愛の言語”を知ることで、「これは私を大切に思ってくれてるサインなんだ」と前向きに受け止められるようになりました。
育児は想像以上にハードですが、その中でもお互いを思いやる気持ちは忘れたくない。(実際に愛の言葉や感謝の言葉が多い夫婦は、育児ストレスが低いという研究結果もあります。)
日々の生活にすぐに活かせるエッセンスが詰まった1冊です。
おわりに
出産準備でいちばん大切なのは、赤ちゃんを迎える環境づくりだけでなく、夫婦のコミュニケーションの土台を整えておくことかもしれません。
日々の小さな会話や、相手の思いを知ろうとする姿勢が、育児という大きな挑戦をふたりで乗り越える力になります。
ぜひ、今のうちに少し立ち止まって、「どうやって伝える? どうすれば伝わる?」を考える時間を持ってみてください。
その第一歩として、『愛を伝える5つの方法』はきっと、力になってくれるはずです。
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