2.【0歳児ママ必見】寝かしつけに悩むあなたへ。今日からできる3つのヒント

4.子育て編(0歳~3歳)

赤ちゃんがなかなか寝てくれない… 毎晩、寝かしつけに1時間もかかってぐったり…

そんな日々を過ごしていませんか?

実は、多くのママが「寝かしつけ」に悩んでいます涙。お疲れ様です涙 赤ちゃんがぐっすり眠れるようになることは、成長ホルモンの分泌が促される、記憶を司る脳の部位の海馬が大きくなる、情緒が安定するなどの研究結果があり、お母さんのためだけでなく赤ちゃんのためにも大事なこと!

お母さんにとっても、眠れないとうつ症状に繋がりうるという研究結果があるくらい睡眠・休息は大事です(真顔)

今日からできる小さな工夫で、赤ちゃんもママもぐっすり眠れる夜を目指しましょう!本記事で赤ちゃんの睡眠に関するおすすめの書籍も紹介しますし、困った時に頼れる睡眠のプロの方もいるので安心してください♪

■実は逆効果?よくある寝かしつけの勘違い

「昼寝させすぎると夜寝ないかも…」

「たくさん遊ばせれば疲れて寝るはず!」

そんな風に思っていませんか?

実は赤ちゃんは【疲れすぎると眠れなくなる】んです。

その理由は「コルチゾール」というストレスホルモン。疲れすぎると、このホルモンが分泌されて逆に興奮状態に。結果、寝ぐずりや夜泣きの原因に…。

①赤ちゃんの眠いサイン、見逃していませんか?

  • あくびをする
  • 目をこする
  • 急に反応が鈍くなる
  • 顔をこする
  • 叫ぶように声を上げる

これらのサインが出たときは、もう「眠すぎる」かもしれません。

大事なのは、「疲れすぎる前」に寝かしつけを始めることです!

②赤ちゃんは思ったより長く起きていられない。活動時間を意識しよう

新生児はなんと【40分】程度しかご機嫌に起きていられません。

授乳やおむつ替えをしているうちに、もう眠たい時間に。

月齢に応じた「活動時間(起きていられる時間)」の目安はこちら:

月齢 活動時間の目安
0〜1ヶ月 40分
1〜2ヶ月 40分〜1時間
2〜3ヶ月 1時間〜1時間20分
4〜5ヶ月 1時間〜1時間30分
6〜8ヶ月 2時間〜2時間30分

この時間内に寝かしつけを始め、少し早めにお布団に入るのがポイントです。

■「ねんトレ」って本当に必要?

「泣いても放っておく」「1人で寝かせる訓練」

…そんなイメージのある「ねんトレ(ねんねトレーニング)」ですが、自分のために赤ちゃんを泣かせておくようなトレーニングではありません。赤ちゃんが1人で寝られるようになることは、赤ちゃんに睡眠をプレゼントすること。そのための準備運動、くらいに思えたらいいのではないかなと。

方法はいろいろあります。でも、無理にやる必要はなくて、寝かしつけの時間が幸せ、今の寝かしつけに困っていない人はそのままで大丈夫。

こんなときには試してみる価値があります:

  • 夜泣きがつらい
  • 寝かしつけに時間がかかりすぎてイライラしてしまう
  • ママ自身が睡眠不足

無理なく始められる「ねんトレ」方法

  • フェイドアウト法:2週間かけて少しずつ距離を離していく
  • タイムメソッド:一定時間ごとに声かけ・再入室して安心させる
  • タイムアウト法:日ごとに離れる時間を長くする方法

※赤ちゃんの発達上、6か月以降からの実施が推奨されています。

でも、始める前に大切なのが「睡眠の土台づくり」です。

■ねんねの土台を整える3つの工夫

① 快適な寝室づくり

  • 安全な寝床の確保:赤ちゃんは親と同室で、別の寝床(ベビーベッドや子ども用布団)で寝かせるのが理想的。枕やぬいぐるみを置かない。
  • 光の調整:朝起きたらカーテンを開けて、5分以上日光を浴びることで体内時計が整います。生後3ヶ月以降の赤ちゃんは、昼寝の際も部屋を暗くする。遮光カーテンやシートの活用もおすすめです。部屋に光が差し込んでいると、赤ちゃんの脳が「起きていてもいいかも」と反応してしまう。より深く眠るうえでも効果的(大人にも!)
  • 音の工夫:外の騒音や生活音で赤ちゃんが目を覚ます場合、ホワイトノイズ(ザーザーという一定の音)を利用すると効果的。
  • 室温と湿度の管理:温度は【20〜22℃】、湿度は【40〜60%】がベスト。大人が肌寒いと感じるレベルです。

② 毎晩の「ねんねルーティン」

同じ流れを毎晩繰り返すことで、「次は寝る時間だ」と赤ちゃんが理解できるようになります。

(ちなみに、授乳して寝落ち、は避けて授乳の後に何かの行為を挟んでおいたほうが、ゆくゆく楽になります。授乳がないと寝られない!となると、毎度夜に起きるたびに授乳を求められて大変に…)

例:

お風呂 → 授乳 → 絵本 → 寝室へ

③ 親の幸福度を高める

これは意外かもしれません。幸福度とは親子ともにどれだけ心が満たされているか。親の感情を子どもは敏感に感じ取ってしまうもの。幸福度が高いとリラックスできて寝かしつけもスムーズになるのです。そうはいっても日々赤ちゃんのお世話で疲弊している中で幸福度を保てない、、なんてことも。どうすれば自分が満たされるのか見つけてみてください!外部サービスを頼って、自分は昼寝するもよし、パートナーに預けて友達とランチに行くもよし。ハグするとストレスが軽減されるのでスキンシップもおすすめです。

■おすすめの書籍 3選

  1. **ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド (講談社の実用BOOK)** :赤ちゃんの睡眠事情について基本を教えてくれて、よくある問題に対する対処法もついています。
  2. **マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方:**マンガなので時間がない、疲れている人もサクサク読みやすい!睡眠のための基本的なメソッドを学べます。これを押さえればSNSで溢れている睡眠のノウハウを調べずとも、完全網羅されているかなと。
  3. 赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割:月齢別に赤ちゃんの生活スケジュールを教えてくれます。赤ちゃんによって差があったり、母乳かミルクかでも変わったりなど、この通りには行かないこともありますが、どのくらいで授乳して寝かせればいいのか、生活リズムの整え方の参考になります。

(1番目と2番目の書籍の著者、愛波文さんは科学的根拠に基づいた睡眠のアドバイス・情報発信をされている睡眠のプロです!)

最後に:ママも赤ちゃんも、心地よい眠りを

子育ては正解がなく、個性や性格でも対応が変わったりなど難しいですよね…でも、睡眠に関して数多くの研究がなされていて、赤ちゃんごとに調整する必要は多少ありつつも、基本の対策で改善することが多い!睡眠の土台を整えるだけで9割方解決する、と10万人以上の乳幼児の睡眠コンサルをしてきた専門家は言っていました。

8か月くらいの子になれば、条件が整えば1週間もすればセルフねんねができるようになるそうです。改善できると思うと、希望的じゃないですか??ずっと悩まなくていいんです。

この記事の内容が少しでもヒントになり、皆さんが楽になりますように!

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