「産後クライシス」という言葉を聞いたことはありますか?出産後に夫婦間の関係が悪化し、コミュニケーションが不足することで起きる心理的ストレスです。初めて子育てをする親にとっては、この時期が新しい生活に適応する大きな試練です。
「赤ちゃんが産まれる前は仲良しだったのにケンカばかり…」「もう妻を、夫を愛せない…」こうならないように、この記事では、産後クライシスを理解し、回避するための具体的な方法を紹介します!
■産後クライシスの理解
産後クライシスの定義と原因
- 定義: 産後クライシスは、出産後に夫婦の関係が悪化し、心理的ストレスが増すことを指します。
- 原因:
- 出産後のホルモンの変化が気分に影響を与える。
- 育児によるストレスがコミュニケーションを困難にする。
- 子ども中心になる生活の変化
- 育児に対する夫婦の考え方や負担の違い
■絆を深めるためのヒント5選
1.週に1回は話し合いの場を設ける
意識的に話し合う時間を持つことが大事です。相手の話をよく聞き、お互いを理解しようと歩み寄るようにしましょう!寝る前や食事中など、少しの時間でもお互いのことを話す時間を取れるといいですね。
- 育児の成功体験や失敗体験、子どもの変化の共有:
お互いに初めての育児、初心者です。成功体験も失敗体験も共有し、二人で成長するつもりで取り組めると良いと思います。また子どもの成長を分かち合うことは、親にとって喜びの一つになりますよ! - 感情の共有:
不安や悩みなども素直に話し合い、共有することでストレス軽減に繋がります。 - 困っていることの共有:
困ったことがあれば一緒に取り組んで解決に向き合うことで信頼関係の構築にも繋がっていきます。
※コミュニケーションのポイント
①「聞く」こと: 相手の話をじっくり聞き、理解しようと努めることが大切です。
②「共感する」こと: 相手の気持ちに共感し、寄り添うことが大切です。
③「肯定する」こと: 相手の意見を尊重し、肯定的な言葉をかけることが大切です。
④「具体的に話す」こと: 抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で伝えることで、誤解が少なくなります。
2.役割分担の見直し
育児における役割分担は、ストレスを減少させるために重要です。
役割を具体的に棚卸しして、分担を見直すことで協力的な育児が可能になります。
その時の状況や気持ちにも合わせて柔軟性を持って役割分担を見直すことが大切です。
3.外部のサポート制度を利用
行政や民間など外部の子育て支援サービスを利用するのもおすすめです。
地域の一時預かりのサービスを利用して、休息時間を取ったり、夫婦の時間を確保することもありだと思います。
他にも、家事代行サービスや、冷凍宅配食など家事負担を外部に頼ることで、時間と心の余裕を作ることもできます。
また友人や家族など第三者に話を聞いてもらうと客観的な視点で見つめ直すことができ、解決策を見つけやすくなったりもします。
4.感謝を伝えあう
相手のしてくれたことに感謝の気持ちを言葉で伝えることは大事です!
日常生活の中で小さいことだとしても、相手の良いところを見つけて褒めましょう。
「洗濯しておいてくれてありがとう」「夕食美味しかったよ、ありがとう」など具体的な行動を添えて感謝を伝え、お互いを認め合えるといいですね!
5.お互いが1人になれる時間を作る
ストレスが溜まりすぎる前に、こまめにリフレッシュする時間を確保することが大事です。お互いが一人になれる時間を尊重し、その時間を確保できるように協力し合えるとよいと思います!
月に何回か、それぞれがフリーになる日を「チートデー」など名付けて作ると楽しくなります笑
今月の1人デー、を作るとその日に向けて頑張れるし、その日をどう過ごすか計画を立てる時間もワクワクできるのでおすすめです♪
まとめ
いかがでしたか?赤ちゃんを迎えれば、変化は必ず訪れます。夫婦関係が変わることで戸惑う方もいると思います。
でも、両親が愛に溢れている状態が赤ちゃんにとってもベストです!
そして愛は勝手に生まれるものではなく、努力が必要で、学ぶことも必要なのです。
この記事をきっかけに、夫婦で話し合う時間をとり、夫婦にとって良い方策が見つかることを願っています。
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