自分でできるはずなのに、着替えなど、すぐに「やってー」と言ってきます。手伝ってあげるべきか、本人の自立を促すべきか悩みます。

そうですよね。
子どもたちは助けてほしいとあるいは構ってほしいとあるいは一緒にやりたいとやってと言って親のところに来ることが多いかと思いますけれども,

まずは受け止めてあげてください。
一緒にやろうとかOKとかその受け止める経験なしに本人が自立をしていくというのはすごく難しいです。
安心安全が保たれるところでこそ何か一歩外に出てみようとかやってみようというような力が湧き出てきます。

そして何歳だったら何ができるか。
もちろん発達など考えると、あることはあるし、発達心理学の側面からもあることはあるとは思うんですが、
でも最終的にはその目の前にいる子が、
今何を大切にしたくて、
どんなことを思っていて、
そこに寄り添ってあげることがとても大切なんじゃないかなと思います。

大人は一つのことをやるときに、
いろんなことを混ぜこぜしながら成長を望んでみたり、
できることが増えることを望んでみたり、
あとは結果を求めてみたりしますけれども、子どもたちは今そのときに自立なんてことを考えているわけじゃなくて、
ただ一緒にやりたいだけだと思うので、寄り添ってあげることで、大切な信頼関係を深めていく機会だと捉えてみたらどうでしょう?
自分で考えて、自分で動ける子に育ってほしいと思っています。どこまでお世話したらいいか、線引きに悩みます。

自分で考えて自分で動ける子に育ってほしいですよね。どこまでお世話したらというのは、時と場合と年齢によるかなというふうにまず思います。

例えば、0歳の子に自立してほしいという思いを持って線を引いてしまったら、0歳の子は生きていくことができません。
自分で考えて自分で動けるような機会は、むしろ自然と育っていく中で、
親が勝手にお世話することをやめることで勝手に伸びる、自分で動ける子になるのではなくて、
たくさんたくさん愛を受けて、たくさんたくさん信頼関係がある、そのような場所で、そこでこそ自分で考えて自分で動ける子になっていくと思います。

子どもたちの中にたくさん愛の種みたいなものが植っている状態、
それを子どもたちが感じられるくらい、ぜひその愛を子どもたちに注いであげてもらえたらいいなと思います。




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